第11回常念岳・焼岳大会

ようこそ安曇野へ

長野県安曇野市長 宮澤 宗弘

 第11回坂口登山フェスティバルが盛大に開催され、安曇野市にお越しいただきました大勢の皆様に深く御礼を申し上げます。

 本年も、いよいよ夏山シーズンが本番を迎え、この信州の山々も多くの登山者で賑わいます。この度の登山コースとなりました常念岳につきましては、安曇野を南北に貫く常念山脈の主峰として、安曇野を象徴する山岳といえます。また、焼岳につきましては、北アルプス唯一の活火山であり、噴煙たなびくその姿が非常に美しいことで知られ、常念岳と並んで、登山者の皆様よりご好評をいただいている山岳でございます。この度のフェスティバルでは、ご参加いただいた皆様に、初夏の信州の自然を、存分にご堪能いただけたことと喜びを感じております。

 そして、今回の開催地として選定いただきました安曇野市におきましては、市の指針・目標として「健康長寿」を掲げ、健康づくりのための各種事業を推進しているところです。健康づくりにおいても、登山や里山でのトレッキングといった運動は、大変有意義であり、自然を満喫しながら楽しく取り組める活動です。ご参集の皆様の活動により、登山の楽しさ、素晴らしさが広く発信され、登山愛好者の交流の輪が広がっていくことをご期待申し上げます。

 結びに、本フェスティバルの開催にあたり、ご尽力いただきました役員の皆様、関係各位に深く感謝申し上げますとともに、ご参加いただきました皆様のご健勝とご多幸を祈念し挨拶とさせていただきます。


歓迎のご挨拶

衆議院議員 小松 裕

 

 

 

 

 坂口登山フェスティバルに全国から多くの皆様方にお集まりいただき盛大に開催されましたことを心よりお慶び申し上げます。

 私も、信州大学医学部の学生だったころ、医学部山岳部の一員として山登りをはじめ、ちょうどそのころに開設された常念岳の信州大学診療所のお手伝いなどもしてまいりました。また、現在は登山家としても有名な女優の市毛良枝さんの初登山にも、縁あってご一緒させていただきました。山の魅力に取り憑かれた一人であります。

 本年4月には超党派の「山の日」制定議員連盟が発足し、国民の祝日として「山の日」の制定を目指して活動をスタートさせました。山は古代から日本人の生活と切り離せない存在です。山の恵みに感謝し、山を考え、美しく豊かな山を守り次世代に引き継ぐためにも、山の日制定に向けて全力を尽くしてまいります。

 これからも、山を愛するすべての人たちと一緒に美しい山を後世に守り伝えていくとともに、その奥深い魅力をより多くの方々にお伝えてしていくお手伝いをさせて頂きたいと申し上げ、私のご挨拶とさせていただきます。


歓迎のご挨拶

長野県山岳連盟最高顧問
外務大臣政務官・参議院議員 若林 健太(代理)

 第11回坂口登山フェスティバルが大勢の皆様がご参加のもとで盛大に開催されしたことに心よりお喜びとお祝いを申し上げます。

ご案内をいただきましたが、当日は外務省での公務のため出席できませんでしたことを深くお詫び申し上げます。

 自然豊かな安曇野の地で坂口三郎さんを囲んでの登山が有意義で楽しい登山となりますことをご祈念申し上げますとともに、フェスティバル開催にあたりご尽力いただきました関係各位に深甚なる敬意と感謝を申し上げます。

 坂口登山フェスティバルの益々のご隆盛とご参加の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。


ご挨拶

参議員院議員 吉田 博美

 第十一回坂口登山フェスティバルが盛大に開催されますこと、心よりお慶び申し上げます。

 私共を、そして広大なる大地を見守るがごとくそびえる山々への感謝と共に、登山というスポーツを通じての親睦の輪の深まりとふれあいの輪の広がりを願います。

 皆様、初夏の良き季節の登山を存分に満喫されますことを願っております。

 フェスティバル開催に御尽力下さる皆々様方に改めて敬意を表しますと共に、ご参集の皆様方のご健勝並びに、当地域の今後益々のご発展を祈念申し上げます。


坂口登山フェスティバルご参加の皆様

長野県観光部長  野池 明登

 第11回坂口登山フェスティバルが盛大に開催されますこと心よりお祝い申し上げます。

 このフェスティバルには、35年前の長野国体(やまびこ国体)を契機に、山を愛する皆様方が信州の山々に集い、変わらぬ友情を温め合っているということであり、誠に素晴らしいことと存じます。

 信州の山々は、春の芽吹き、夏の白い雲と青い空、秋の燃えるような紅葉、冬の雪化粧など四季折々の豊かな表情を演出し、訪れる方々を魅了しております。このような風景の中で登山の醍醐味を味わえるため、平成24年では約70万5千人の方が信州の山々を訪れています。

 このため、長野県では本年度「しあわせ信州創造プラン(長野県総合5ケ年計画)」を策定し、その中で、日本一の山岳環境や美しく豊かな農村景観を活かし、世界水準の山岳高原観光地づくりを進めてまいります。

 さて、このように多くの登山者が本県を訪れているということは大変ありがたいことではありますが、一方、自然にとっては様々な負荷が拡大しているということでもあり、これからも自然環境の保全の面から登山者の皆様方のご協力をお願いする場面が増えるものと思われます。皆様方のご理解をいただければ幸いに存ずるところです。

 また、昨今は第3次の山ブームと言われています。信州の山々にもこれまでにないタイプの登山客が増えています。残念ながら、中には山岳に対する十分な知識、技術、経験がないまま、ピクニックやハイキングの延長のような感覚で入山され、遭難という事態を招いている場合も増えてまいりました。

 フェスティバルにご参集の皆様方は元々全国の山岳連盟の関係者から出発された方達であり、是非とも指導的なお立場で登山者の技術向上や意識啓発にもご協力いただければ幸いです。

 登山は、日本百名山でもある常念岳・焼岳への登山ということで伺っております。ご参加の皆様全員が楽しく安全な登山となりますようお祈り申し上げます。

 結びに、坂口登山フェスティバルの今後の益々のご発展と、ご参加の皆様方のご健勝を祈念し、挨拶とさせていただきます。